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ウェルビーイング

「脱炭素で豊かな暮らし(ウェルビーイング)のためのG7プラットフォーム」掲載のお知らせ

エネルエックスは、2023年11月13日付けで開設された、環境省が主導するG7の『脱炭素で豊かな暮らし(ウェルビーイング)のためのG7プラットフォーム』に3件の事例が掲載されましたことをお知らせします。

 

『脱炭素とウェルビーイングのためのプラットフォーム』の目的

2023年4月、札幌にてG7気候・エネルギー・環境大臣会合が開催されました。(G7のメンバーは、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダです。)この会合の期間中に、「消費者の行動やライフスタイルの変化を通じて需要側対策を強化することの重要性が強調され」、「G7各国の政策や民間企業・団体等の製品・取組・サービスなどの優良事例を掲載し、消費者の行動やライフスタイルの変化による需要側の対策の強化について知見を共有することを目的とした」1)『脱炭素で豊かな暮らし(ウェルビーイング)のためのG7プラットフォーム』を新たに立ち上げることが合意されました。

脱炭素とは

脱炭素とは、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出をゼロにする取り組みのことです。

 

温室効果ガスは、地球温暖化の原因と言われています。日本では、2030年度の野心的な温室効果ガス削減目標の実現に向けて、非化石エネルギーを含めた全てのエネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換を求めるとともに、電気の需要の最適化を促しています。2)

ウェルビーイングとは

ウェルビーイングは、well(よい)とbeing(状態)からなる言葉で、 1946年には、WHO憲章の前文で健康の定義として次のようにウェルビーイングを用い、言葉としての「ウェルビーイング」が世界に広まることとなりました。「Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。」3)

 

厚生労働省は、「「ウェル・ビーイング」とは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念」4)と定義しています。

エネルエックスの目指す脱炭素とウェルビーイング

エネルエックスは、さまざまな取り組みやソリューションの提供で脱炭素とウェルビーイングをサポートしていきたいと考えており、本社のあるイタリアで始動したイノベーションプロジェクトを、世界18カ国にある事業体へ展開しようとしています。

 

脱炭素の観点では、サーキュラーエコノミーを推進し、自社だけではなく、お取り引きのある全てのステークホルダーと共にクリーンで持続可能なもの作りを目指しています。例えば、イタリアのファッション業界を巻き込んだサーキュラーファッションローマ空港で使用済みEVバッテリーを再利用するプロジェクトを行っています。

 

サーキュラーエコノミー

エネルエックスの取り組むサーキュラーエコノミー

詳しくはこちら

ウェルビーイングでは、行政のために開発したOpen Dataを活用したツールでサーキュラーシティーを構築する支援をしています。なかでも、HERE Technologies社と提携して作成したMobility Mapはスペイン、イタリア、ブラジルで一般の方に無料で公開し、コロナ禍のパンデミック中、パンデミックからの回復期に力を発揮しました。
エネルエックス・ジャパン 笠井
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「当社と関わる全てのステークホルダーの皆さまの利益のために、健康、安全、環境を守る文化を築き上げることにコミットしています。」

笠井利美

エネルエックス・ジャパン株式会社 APAC人事部長