2023年は、人工知能(AI)の進化が一段と加速し、特に生成AIの飛躍的な台頭が顕著な年となりました。テクノロジーが私たちの生活やビジネスに与える影響を再定義し、新たな可能性が広がる年でもありました。
テクノロジーが進化し、デジタル化が進んでいくと、電力需要を大きく押し上げると言われています。総務省の情報通信白書によると、「我が国でIPトラヒック注1)の増加に比例して消費電力が増大すると仮定した場合には、2030年にはICT関連機器だけで現在の年間使用電力量の倍近い電力を消費するとの予測も存在しており1)」、需要を安定して満たすための対策が必要となります。
注1) IPトラヒック:オンラインでやり取りされるデータの通信量のこと