/apps/enel-x-digital-ecosystem/templates/page-press

Skip to Content

CDPのゴールドプロバイダーに二年連続で認定

2022年3月10日(ローマ)ー イタリアの元国営電力会社エネルグループの一社であるエネルエックスは本日、環境非営利団体であるCDPによって、二年連続でゴールド気候変動コンサルティングプロバイダーとして認定されたことを発表いたします。両社が更新した本パートナーシップは、企業の再生可能エネルギーソリューション利用を促進することを目的としています。 CDPのゴールド気候変動コンサルティングプロバイダーとして当社は、企業が直接排出および間接排出(スコープ1、2、3)を可視化し削減できるよう支援しております。2016年以来 CDPの気候変動A リストに選定されているエネルの子会社として率先して、革新的で持続可能なテクノロジーを開発してまいります。

 

エネルエックスの本社CEO、フランチェスコ・ヴェントゥリーニは次のように述べております。「CDPとのパートナーシップは、持続可能なネットゼロ社会の達成に向けた両社のたゆみない歩みを際立たせるものです。両社の提携により、当社の顧客がネットゼロ目標を達成し、エネルギー転換がもたらす好機をとらえ、排出データを収集、算出、管理し、サステナビリティ達成を外部に発信できるよう支援してまいります。このような顧客のニーズを満たすため、当社のエネルギーおよびサステナビリティに関する知見や、世界中の拠点における現地でのサポート、またアドバイザリーを行なう上で有用なデジタルツールといった強みを活用しております。各企業がクリーンで電化の進んだ未来に向けて一歩を踏み出せるよう、今後もさらなる取り組みを進めてまいります。」

 

エネルエックスの有する専門チームは、それぞれの企業特有の事業ニーズに合致した持続可能なエネルギーのロードマップを策定するためのアドバイスを行ないます。当社では、排出量の算定から脱炭素化戦略そして実行の最適化に至るまで全方位型サービスを提供しております。スコープ1、2、3のデータ収集、温室効果ガス排出量の算定および報告、再生可能エネルギーに関するワークショップ、脱炭素ロードマップの策定および実行など、ネットゼロに向けた多岐にわたるアドバイザリーサービスです。

 

エネルエックスでは、100か国以上にわたって当社顧客に利用いただいている自社開発のデジタルプラットフォームを通し、150億ユーロ以上のエネルギー支出額の管理、6,000万MWh以上の再生可能エネルギーの購入、そして約3,500MWのPPA(電力購入契約)締結に関する支援を行なっております。(https://www.enelx.com/jp/ja/energy-consulting)

 

CDPのHead of Corporate Partnership、ポール・ロビンスは次のように述べています。「エネルエックスとのパートナーシップを更新することができ嬉しく思います。企業が直接排出と間接排出を算定および報告すると共に、気候変動を抑制しネットゼロ目標を達成するための野心的な脱炭素戦略の設定と実行を行なう上で、エネルエックスのソリューションが高い付加価値をもたらすと確信しております。エネルエックスのグローバルでの活動ならびに総合的なエネルギーシステムソリューションプロバイダーとしての知見は、企業がCDPの質問書に回答する上で今後も価値をもたらし続けることでしょう。」

 

CDPは企業や都市、国家、地域を対象とした環境情報開示システムを運営しています。2000年に設立され110兆米ドルを超える資産を保有する590以上の投資家と協働するCDPは、環境情報の開示、温室効果ガス排出の削減、水資源保護、森林保護を、資本市場と企業の調達活動を通して企業に促してきました。2021年には、世界の時価総額の64%以上に相当する13,000強の企業および1,100強の都市、国家、地域を含む世界の14,000強の組織がCDPを通して環境情報の開示を行ないました。TCFDに完全に準拠した世界最大の環境データベースを保有しているCDPのスコアは、ゼロカーボンで持続可能かつ柔軟性のある経済社会に向けて、投資や調達に関する判断を下すために広く利用されています。

 

エネルエックスとCDPは、サプライチェーン全体を通したエネルギーの更なる持続可能な利用を促すため、環境情報データの透明性を推進してまいります。